第440章 子宝祈願

その頃、朔也は紗雪と子供たちを連れて食事に出かけていた。

律は厚かましくも、その食事のご相伴にあずかった。

「陸斗に会うのだって、もう随分久しぶりだしさ。それに、俺の可愛い姪っ子ちゃんとは今まであまり接点がなかったからな。今こそこの機会に、鈴ちゃんとの絆を深めないと!」

そう言うと律は、用意していた人形のギフトボックスを取り出し、鈴の目の前に差し出した。そして興奮気味に彼女をあやす。

「鈴ちゃん、僕はおじさんだよ。『おじさん』って呼んでくれないかな? おじさん、プレゼントをたくさん用意してきたんだ!」

彼が取り出したのは、おもちゃだけではなかった。一軒の家と、プライベートヘリコプタ...

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