第491章 榊原社長の悪趣味

その頃、屋根裏部屋は明らかに飾り付けが施されており、とても温かい雰囲気が漂っていた。

床には柔らかいカーペットが敷かれ、琥珀色の照明もまた、ひときわ優しく美しい。

二つのカウチの中間には小さなティーテーブルが置かれ、その上にはたくさんの食べ物や飲み物が並べられていた。

雫は驚きに満ちた表情を浮かべる。

「ここからも星が見えるのね!」

それに、蚊もいない!

空気中には、ほのかな花の香りが漂っている。

智也は彼女の瞳に宿った輝きを見て、口角を上げた。「さっき、あんなにがっかりしていたから、ホテルのスタッフに訊いてみたんだ。まさか、本当に星が見える場所があるとは思わなかったけどね。こ...

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