第377章

「ふぅ……」藤堂光瑠は長いため息をついた。「よし、と。気を取り直して。これから子供たちに会いに行くんだから」

 子供たちのことを考えると、薄井宴は誇らしさと嬉しさで胸がいっぱいになった。あんなにも賢く、優秀な息子たちが、この俺、薄井宴の子供なのだ!

 同時に緊張もしていた。何しろ、かつて自分は彼らのママを傷つけたのだから!

 それにこの数年間、父親としての責任を一度も果たしてこなかった!

 太郎はあれほど賢いのだ。とっくに自分が父親だと気づいていたに違いない。それでも向こうから名乗り出てこなかったということは、子供たちが自分に対してどれほど大きな不満を抱いているかの表れだろう。

「...

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