第380章

藤堂次郎のご機嫌を損ねた。その結果は、恐ろしいものとなる。

 薄井家の人々にとって、この夜が安らかに終わらないことは運命づけられていた。

 まず標的となったのは、薄井芽子。気持ちよく眠っていた彼女は、突然鼻をつく悪臭に目を覚まされた。

 朦朧としながら目を開けると、目の前に飛び込んできたのは——糞便の塊だった!

 薄井芽子は反応する間もなく、顔面にそれを塗りたくられた!

 まるで誕生日にケーキを顔にぶつけられたかのような状態だが、違うのは、彼女の顔に塗りたくられたのが糞便の塊であるという点だ。

 しかも、まだ新鮮な……。

「なんだこの匂いは?」薄井芽子の夫もその悪臭で目を覚まし...

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