第384章

「彼が今どこにいるか分かるなら、私も一緒に行ってあげる!」夏川甘が言った。

 藤堂光瑠は断った。「私一人で行く。あなたは病院に残って、子供たちの面倒を見てて」

 彼女と薄井宴のことは、夏川甘を巻き込みたくなかった。決して良いことではないのだから。

 宴を巻き込みたくないのと同じで、彼らにとっては、知れば知るほど危険が増す。

 万が一、本当に薄井宴と『戦争』にでもなったら、彼らは巻き添えになってしまうのではないか?

 だから離婚の件は、当面は自分で処理すると決めていた。

 本当に自分ではどうにもならなくなった時に、また考えればいい。

 夏川甘は心配そうに言う。「あなたの旦那って、...

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