第388章

南朔泉という人は好き嫌いがはっきりしていて、身内びいきが激しい。

 彼女の友達をいじめるなんて、もってのほかだ!

 相手が誰であろうと、友達の養父母であろうと容赦しない!

 南朔泉はカッとなると、藤堂家の人々を捕まえては口汚く罵り倒した。そして警察に通報し、藤堂家の人々が恐喝と暴行を働いたと訴えた。

 藤堂家の人々は重傷を負っており、当然反論した。警察の前で冤罪だと叫び、ひどく強気な態度を崩さなかった。

 南家は名門というわけではないが、それでも金持ちではあった。両親は可愛い娘が怪我をしたと知るや、激怒した!

 その場で弁護士を呼び、藤堂家の人々と話し合わせ、恐喝の罪を何としてで...

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