第466章

二十年以上――いや、もっと長いのかもしれない。そこまで執念深く仕込んできて、いったい何が目的なんだ。

薄井家を、完全に潰すこと?

どれほどの怨み、どれほどの憎しみ、あるいはどれほど強いしがらみがあれば、こんな大きな盤面を動かす原動力になる。

もし本当に薄井家の破滅だけが狙いなら、なぜもっと早く動かなかった。あの頃は力が足りなかったのか。それとも、別の理由があるのか。

それに――。

俺はもう確かめている。藤堂光瑠のもとに届いていた、あの意味不明なメッセージ。巌谷研一からのものもあれば、正体不明の人物からのものもあった。

巌谷研一が藤堂光瑠に執着するのは理解できる。要は宝のためだ。藤...

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