第452章

高橋おじい様の遠慮のない視線も、堀田知也はさほど気に留めなかった。いま彼の頭を占めているのは、別のことだ。

「高橋おじい様。最近、高橋家では立て続けに不幸が起きてますよね。もしかして、最近手に入れたコレクションと関係があるんじゃないですか」

堀田知也は回りくどい言い方をせず、真っすぐに切り込んだ。

高橋おじい様は目を丸くして堀田知也を見た。

「知也、お前までそんな話を信じるのか?」

堀田知也は視線を逸らさない。黒く深い瞳の奥で、かすかな光が揺れた。

「高橋おじい様。最近、骨董をたくさん入手されたと聞きました。混じることもあります、そういう……いわくのある品が。もし俺を信じてくれる...

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