第465章

「取り返す? どうやって取り返すっていうんだ!」

堀田聖は癇癪を起こし、卓上の茶器一式を腕でなぎ払った。ガシャン、と床に砕け散る音が部屋に響く。

「知也の野郎は昔から俺の言うことなんか聞きやしねぇ! あのふざけた面、見たか? 俺は親父だぞ。せっかく戻ってきたと思ったら、女を連れ歩いてやがるうえ、口を開けば俺への脅しみてぇなことばかり! それから、お前だ!」

堀田聖の怒りの視線が遠坂紫に刺さる。

「お前、あの玉佩は効くって言ったよな? 俺が毎日身につけてりゃ、堀田知也の運が自然に削れるって。……なのに何年経った? 削れるどころか、あいつはますます強くなってるじゃねぇか!」

遠坂紫は言...

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