第502章

「目が覚めたか」

高橋星辰は、佐藤玲奈がぱちりとまぶしい瞳を開くのを見下ろし、怨嗟の滲む目の奥に、ぬめりつくような欲を走らせた。

「起きてくれて助かった。俺の下で、淫らな顔してるところをちゃんと見たいからな」

「……っ!」

佐藤玲奈はその下卑た含みに全身が粟立ち、整った瞳が小さく震える。怒りも屈辱も、隠す気などない。

「何をするつもりなの?!」

「何を、だ?」高橋星辰は眉を吊り上げ、口角を歪めて嗤う。嘲りと薄気味悪さが混ざった笑みだった。

「決まってるだろ。こうするんだよ」

言葉より先に身体が動いた。高橋星辰は一歩詰め、佐藤玲奈の薄いシャツを乱暴に引き裂く。びりり、と布が裂け...

ログインして続きを読む