第532章

「今すぐあの写真、結城達真に送ってやろうか。そしたら、おまえのこと――まだ娶ると思う?」

堀田聖はくくっと笑い、悪戯でもするみたいに目の前の丸みのある柔らかなふくらみをぐいっと強くつねった。

「ひっ……!」小野寺綾乃が眉を寄せ、痛みに声を漏らす。涙を滲ませたまま、力なく懇願した。「どうして……どうして私を放っておいてくれないの? あなたの周りには女の人がいっぱいいるでしょう。私なんて、ひとり欠けたところで……お願い、許して……?」

「女なら確かに多い。けど、あいつらじゃ駄目だ。おまえが特別なんだよ」

堀田聖は彼女の柔らかな胸元に顔を埋め、少女の甘い香りを肺いっぱいに吸い込む。恍惚とし...

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