第134章 全員を警察署へ送る

槇武一は、刀傷男の首を締め上げていた手を離し、ゆっくりと背筋を伸ばした。冷えた目で相手を見下ろす。

「そいつがいくら積んだかなんて興味ない。何を約束したかも関係ない。俺が知ってるのは一つだけだ。お前ら、ここへ来る前に想定してた最悪の結末ってのは――須藤伸治を脅して、せいぜいブタ箱行き……その程度だったろ」

槇武一は淡々と続ける。

「だが昨夜の騒ぎは、想像以上にでかくなった。ルミナス・インターナショナルでお前らが勝手に罪をなすりつけた“あの連中”は、もう一部始終を把握してる。警察の事情聴取も受けてるところだ」

刀傷男の身体がびくりと跳ねた。槇武一は、まるで世間話でもするような口調で言葉...

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