第24章 彼を感動させる

三浦亮治は親しげに新田真乃の頭をくしゃりと撫でた。

「ばかだな。もともと俺がやるべきことだろ」

二人で車を降りたところで、今日そのショッピングモールが休業だと知った。

「たぶん、店内改装じゃないか」

三浦亮治が言う。

「俺が悪かった。ちゃんと確認しておくべきだったな」

新田真乃は首を横に振る。

「いいの。次に来ればいいだけだし」

せっかく亮治とデートできたのに、このまま帰らせるのはもったいない。真乃は少し考えてから、上目づかいに切り出した。

「亮治兄さん、今夜うちでご飯食べない? 私の手料理、食べてほしい」

三浦亮治は目を丸くする。

「料理できるのか?」

新田真乃は照...

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