第38章 めちゃくちゃ

秘書は新田中尾に押し切られ、仕方なくタブレットを取り出すと、メールを開いて見せた。

新田中尾は最初、眉をひそめただけだった。だが読み進めるほどに顔色が悪くなり――最後には、鉄のように青く沈んだ。

「……これ、水上議員からなのか!?」

秘書は小さくうなずく。

――役立たず。町長になりたいだなんて、寝言も大概にしろ。話すたびに、教養の欠片もない道化を見せられてる気分だ。

新田中尾は怒りで胸が大きく上下した。

秘書は横で縮こまり、息をするのも怖いといった顔で黙り込んでいる。

(だから見せたくなかったんだ……)

こんな罵倒文のどこに「連絡のヒント」が隠れているというのか。どう見ても、...

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