第41章 制御できない感情

水紀は顔を上げ、ほかの面々を見渡した。

「みんなは?」

「私は4案です」

「私は6案」

「私も5案できました!」

水紀は満足げに頷く。

「急に、どうしたの。こんなに前向きで」

リンダは視線を落とし、照れくさそうに言った。

「朝は……私たちが浅はかでした。萩原社長も、前のお嬢様みたいに、現場を知らずに口だけ出してくるんだって決めつけて……」

水紀は笑って、リンダの言葉を遮らずに耳を傾ける。

「でもお昼に、生産部の井上社長が自分で宝飾を一式持ってきてくださって。『好きなのを選んで』って。どれも、信じられないくらい上質で……私たち、今まで見たこともないレベルでした」

宝石の話...

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