第190章

彼女の目が、わずかに光った。

すぐにマウスを動かしてクリックする。ページが切り替わり、詳細な受験ガイドが画面いっぱいに表示された。

成績上位者は国家級の研究チームへ直接配属。特別手当と、最高クラスの研究室リソースが提供される――。

応募条件はそこまで厳しくない。研究関連のバックグラウンドがあり、一次審査を通過すれば受験できる。

青山美玲の視線が、その一行に吸い寄せられて止まった。

研究……?

父は黒田理沙に会社を与えたくせに、自分がどれだけ頼み込んでも「試してみろ」とすら言ってくれなかった。

でも今、目の前に扉がある。

この試験で上位に入れたら、父に言える。私は私で、ちゃんと...

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