第97章

すぐに、ジュエリーデザインコンテストの授賞式当日がやって来た。

青山家のリビングで、青山美玲はシャンパンゴールドのドレスに身を包んでいた。裾には細かなスパンコールがびっしりと縫い留められ、歩くたび、砕けた星屑が床に散るみたいにきらめく。

髪は丁寧にアップにまとめ、すらりと伸びる首筋を晒す。胸元にはダイヤのネックレス。耳元もお揃いのピアスで、手首には限定モデルのダイヤブレスレット。

鏡の前でくるりと一周して満足げに口元を吊り上げると、彼女は踵を弾ませて青山彩のもとへ小走りで寄り、腕に絡みついた。声まで甘くなる。

「ママ、今日、絶対に来てね。こんな大きな賞をもらうの初めてだし、ママたちが...

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