第322章 ストリップ

村松誠太はすでに酒がかなり回っており、その目は中林真由に釘付けだった。

「中林秘書は美人だし、多彩なんだろう? ちょうどいい、余興に一曲踊ってくれよ、ほら!」

彼は拍手しながら、あからさまに囃し立て始めた。

同席していた村上安里と荻原悠生は、凍り付いたように動けず、顔色は最悪だった。

これは明白な侮辱だ。通常の接待であれば、この時点でお開きになるレベルである。

村上安里は、後で上司に叱責される覚悟を決めていた。もう我慢の限界だったのだ。

今日、自分が中林真由のために声を上げなければ、誰も彼女を助けないだろう。

「村松副社長、あなたは……」

彼女が立ち上がろうとしたその時、中林...

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