第423章 部外者

騒ぎを聞きつけた医師と看護師が、慌ただしく駆け込んでくる。

買い物を終えて病室に戻ったばかりの小林洋子は、その光景を目の当たりにして呆然と立ち尽くした。

「真由、おばさんどうしたの!?」

中林真由は拳を固く握りしめたまま、言葉を発しない。

中林雪乃は錯乱状態で、誰の言葉も耳に入らないようだった。心臓への負担を懸念した医師の判断により、鎮静剤が投与される。

ようやく母が眠りについたのを確認して、中林真由は深く息を吐き出した。

処置を終えた医師は、額の汗を拭いながら厳しい口調で告げる。

「中林さん、前にも言いましたよね。お母様を刺激してはいけないと。ご家族なら肝に銘じてください。今...

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