第453章 同じ結末

今野優作がそう言い終えるや否や、激しく咳き込み始めた。

今野敦史はすぐさま歩み寄ってその身体を支え、胸の奥で嫌なざわめきを覚える。

高血圧なのは確かだが、ここまでひどかった覚えはない。ましてや、さっきまで祖母を見送っていたばかりだというのに。

――三千億。

その数字を思い出し、今野敦史の表情はさらに険しくなる。

「父さん、水を持ってくるよ」腰を浮かせかけたところで、父親の手がぎゅっと腕をつかんだ。

今野優作は、瀕死の獣のような目つきでじっと息子を見据える。「敦史。お前がずっと俺を恨んでるのも、責めてるのもわかってる。だが、今や今野グループはお前のものだ。見て見ぬふりはできん」

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