第476章 不法監禁

今野敦史は中林真由を力いっぱい抱きしめ、身動きさせまいとした

「真由、悪かった。もう一度だけ、チャンスをくれ」

「今野敦史、もう無理よ!」

中林真由は絶望したように、ぎゅっと目を閉じた。

もう二人は終わっている。

最初から間違いだった。自分が、間違いを重ねてきただけ。

翌朝早く、平野歩美のスマホが鳴った。小林洋子からだった。

小林洋子の声はどこか焦っている。

「歩美、うち……泥棒入られたみたいなの!」

「どういうこと?警察には?」

平野歩美は一気に緊張する。

小林洋子は深くため息を吐いた。

「何も盗られてないのよ。通報はしたんだけど、これじゃ事件として扱えないって。た...

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