第481章 中林真由の犯罪証拠

病院を出たばかりの中林真由と今野敦史の目に、満面の笑みを浮かべた小島文彦の姿が飛び込んできた。

「やあ、奇遇だね。お二人さん、お見舞いの帰りかな?」

小島文彦は相変わらず笑みを絶やさないが、それを見る中林真由の目つきが変わる。

今野敦史は、彼が監視に来たのだと察しつつも、あえて指摘はしなかった。

「ああ、本当に奇遇だな」

「中林秘書、そんな怖い顔しないでくれよ。まさかまだ中林大樹の飛び降りの件を根に持ってるわけじゃないだろうね?」

小島文彦の視線が、繋がれた二人の手に落ちる。

「今野社長のことさえ許せたんだ。僕のことを許せない理由なんてないだろう?」

今野敦史がした数々の仕打...

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