第11章

レイア視点

 数分後、エンジンの咆哮が轟いた。

 改造オフロード車がホールへ乗り込み、衆人の前で急停車する。黒い車体は松明の炎を照り返して鈍い金属光沢を放ち、要所を覆う星紋鋼の装甲が圧倒的な存在感を示していた。

「これが私の作品だ」

 私はボンネットをバンと叩く。

「星紋鋼の複合装甲。重機関銃の掃射だろうが、小型ミサイルだろうが弾き返す。信じられないなら、長老様、試してみるか?」

 アルドリヒが鼻で笑った。

「見掛け倒しの玩具にすぎん」

「そうか?」

 私は片眉を上げる。

「なら、あんたが獣化して、全力でこのドアを攻撃してみればいい。もし装甲をぶち破れたら、即刻ガレージを...

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