12-メッセージと朝

私はふわふわのユニコーン柄のパジャマに着替える。携帯を充電器に繋ぎ、ベッドの一番居心地の良い隅っこに潜り込んだ。視界から赤い糸が消えていくのを目で追う。ベラミーは車でかなり遠くまで離れたに違いない。もう糸は見えなくなった。

私たちが結ばれる運命にあるという事実を考えると、彼は本当に厄介な存在だ。運命が私に与える相手として想像していたタイプとは、間違いなくかけ離れている。彼と残りの人生を共にするなんて、未だに想像もつかない。彼は偉そうで、要求ばかりしてくる。私とは正反対の人間だ。

隣で携帯が振動し、私は思考の海から引き戻された。メーガンからのメールだ。

メーガン:『ねえ、明日ブランチしてか...

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