148-契約と確認

私が飲み物を取ろうと手を伸ばすと、キャムが眉をひそめた。

「あのさ、なんでそんな怪しげなプラスチックのビーズネックレスなんてしてるわけ? 今の服装に全然合ってないけど」彼女はローガンがくれたネックレスを指差して尋ねた。

「これ、知り合いの子がくれたお守りなの。見た目は良くないけど、気に入ってて。でも、壊したくないから着けないほうがいいかなって、ちょうど考えてたとこなんだ」私は思ったことを口にする。キャムは申し訳なさそうな顔をした。

「ごめん、余計なこと言っちゃったね。それ、実はすっごく可愛いよ。あ、そうだ! いいことしてあげる。ちょっと待ってて」

彼女はカウンターの後ろにあるドアから姿...

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