ミーガン 6-デッドアンド完了

トリスタンは死んだ。彼は死に、私が彼を殺したのだ。

選択の余地がなかったことはわかっている。だが、こんな結末は望んでいなかった。私は鼻先で少し彼をつつき、百パーセント、確実に死んでいることを確認する。彼の上から降り、二本足の姿へと戻った。どうすべきか、よくわからない。室温とは無関係な悪寒が走るが、それでも私はテーブルクロスを掴み、体に巻きつけた。白い布地に、自分の手が血にまみれた赤い指紋を残していくことからは、努めて目を逸らしながら。

不意に誰かに腕を掴まれ一瞬混乱したが、ダリエンの馴染みある香りに包まれ、そのまましばらく身を委ねることにした。私たちは二人とも恐怖を感じていたし、安らぎが必...