カム31-頑固で素晴らしい

一体ハリーが何を言っているのか確かめるために、私は携帯を返してと手を差し出したが、彼は私の届かない場所にそれを遠ざけた。

「ちょっと待ってくれよ。俺の連絡先を探してるんだ。はは、やっぱり連絡先リストの一番上に登録されてると思ったよ」

彼はもう一度画面をタップし、一秒後に彼自身の携帯が鳴った。彼は満足げな笑みを浮かべて自分の携帯を一瞥すると、私の携帯を返してきた。画面には彼とのメッセージ履歴が開かれており、彼は別のチャットから自分宛てに写真を転送していた。

その画像を開いてみると、確かにハリーと私が写っている。昨日、食料品の買い出しから帰る途中に撮られたものだ。彼は私の荷物を持って笑ってい...

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