カム33-同意と懸念

ハリーは深く息を吸い込み、話し始める前に自分を落ち着かせるかのように重々しく吐き出した。

「本当にごめん、キャム。お前を不快にさせてたなんて気づかなかった。俺のしたことを嫌がってたなんて……。お前がはっきりと『いいよ』って言うまでは、もう二度と触れない。嫌な思いはさせたくないし、お前を操ったり、意思を無視したりするつもりなんて絶対にないんだ」

彼は心から申し訳なさそうに謝罪した。……ちょっと待って、彼は私が足を触られたことに対して怒っていると思っているの? もしそれが問題だったなら、数分間も触れられてから爆発したりはしない。即座に拒絶していたはずだ。私は片眉を上げた。

「具体的に、どうし...

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