49-決定と決定

私は画面をまともに見てはいなかった。彼もまた、私に考える時間を与えるために見ているふりをしているだけだと分かっている。湧き上がる感情を整理するための時間だ。

メーガンに、彼女の婚約にまつわる真実を本当に告げられるだろうか? 言うべきなのだろうか? 最初からそれが私の計画だった。あの手紙を書いたのも私だ。だが、彼女と実際に会い、友達になって初めて、私は心配になり始めたのだ。彼女が私の干渉を恨むのではないか、あるいは私よりもトリスタンを選ぶのではないかと。

でも、彼女にとって最高の親友になると自分に誓ったのではなかったか? 本当の友達なら、彼女がこのまま結婚するのを黙って見過ごすだろうか?

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