第48章 位置特定される

小林舞香は少し驚いた顔で彼を見た。

「桜井おじさん……いま、なんて?」

桜井青木はポケットからビニールの封筒を取り出した。中には、画面がバキバキに割れたスマホが入っている。――小林舞香のものだった。

「どこで見つけたの?」

舞香は慌てて受け取る。だが電源は入らない。

「ゴミ収集車だ。荷台で見つけた」

桜井青木は立ち上がり、ズボンについた埃をぱんぱんと払った。

「お前の叔父さんがさ。今日試合だって知ってたのに、行動の足取りが妙だって気づいて、すぐ追えって……それで――」

それで彼は車を飛ばし、必死に追って、ようやく一台のゴミ収集車に追いついた。

小林舞香が誰かに攫われ、ゴミと...

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