チャオ、デリラ

彼女の体が震える。まぶたが瞬き、絶頂の縁へと追いつめると、彼女の腰がビクンと跳ねた。

俺は彼女をその場所で留め置き、首を絞める指に力を込める。限界まで追い込んでいるのは分かっている。だが同時に、彼女が俺に身を委ね、俺が決して一線を超えさせないという絶対的な安心感を抱いていることも知っていた。

そして、最後の一声を上げて、彼女は果てた。

「そうだ」俺は告げる。「お前が壊れていく様を俺に感じさせろ」

彼女は白目をむき、体は激しく痙攣し始めた。彼女の内壁が、痛いほどの強さで、しかしこの上なく快い力で俺を締め付けてくる。彼女の背中が美しい弧を描き、俺の体に押し付けられる。下半身に血が逆流する感覚と...

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