第151章

オリヴィア視点

イーサンがあんな騒ぎを起こしたせいで、ダミアンはさらに護衛を二人、私につけた。

目の前には屈強な男が四人。さすがに心臓がひゅっと縮む。

「つまり……この人たち、ずっと私についてくるってこと?」

「必要がなければ離れていい」

ダミアンは手元の新聞を置き、脚を組むと、穏やかな顔でこちらを見た。自分の判断に一ミリも疑問を抱いていない目。

「こんな大人数、リンダたちに見られたらどうするの?」

今の私は社内で“注目株”どころじゃない。ここで護衛をぞろぞろ連れ歩いたら、わざわざ火に油を注ぐだけだ。

けれど彼は椅子に深く身を預けたまま、淡々と言い切る。

「仕事と安全、どっ...

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