第21章

オリヴィア視点私立探偵から送られてきた住所を頼りに、私はそこへ向かった。

彼が選んだカフェは驚くほど人里離れていて、危うく動機を疑いかけたほどだ。

ダミアンの紹介じゃなかったら、今この場で連絡先を消して、別の人間を探していただろう。

ドアを押し開けると、存在感の薄い探偵がすぐ目に入った。前と同じ格好。違うのは、顎の髭がだいぶ減っていることくらい。

けれど私が驚いたのは、彼の隣にダミアンが座っていたことだ。

……会いたいと言ったのは、ダミアン?

風に乱れた上着を整え、私はゆっくり二人の席へ歩いた。

ダミアンに対する感情は、ひと言では片づかない。本来なら――彼は私の子の父親なのだか...

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