第41章

オリヴィア視点

義母の目つきが獰猛になり、双眸から冷たい光が走った。

そのまま手を振り上げて私に掴みかかってくる。勢いのせいで裾がめくれ、覗いた肌が生々しい。

腕が振り下ろされる寸前、私は義母の手首をがっちりと掴んだ。逃げ道も、力の入れどころも与えない。義母は身動きひとつ取れなくなる。

悔しさで目の縁がうっすら青くなり、義母はその場でどん、と足を踏み鳴らした。

「まだ私を殴る気!?」

私は手を放さず、ひと押しした。義母はよろめき、転びそうになって慌てて体勢を立て直す。

「お義母さま。お義父さまの顔を立てて、私はあなたと同じ土俵には立たないつもりだった。でも、あなたのほうから絡ん...

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