第45章

ダミアン視点

「――俺と、何の話をする?」

俺はオリヴィアを見た。彼女はキャンベルの隣におとなしく腰を下ろし、磨き上げられた彫像みたいに端正な顔で黙っている。

来るだろうとは思っていた。イーサンを手放せても、キャンベルが苦しむのを見捨てられる女じゃない。

俺はオリヴィアの手の甲を押さえ、わざと探るように言った。

「お前も来たのか。イーサンを放せ、って?」

「もし本当にあなたの仕業なら……やめてほしい」

オリヴィアは顔を上げ、怯みも媚びもない目で俺を見た。次の瞬間、勢いよく手を引き抜く。椅子ごと倒れそうになって、身体が左へぐらりと傾いた。

反射で腕を伸ばし、俺は彼女の腕を掴もう...

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