第16章 話し合おう

ナタリー視点

リリアンの顔色が、瞬時に真っ青になった。

レヴィの瞳に宿った殺気を見て、彼女は震えながら兄の背中へ隠れる。

私は鼻で笑う。

「昨夜の件は、もう警察に通報した。それから――エルヴィン・デイヴィスが間に合った。あなたたちの人間は、やりきれなかった。私は病気でもないし、死んでもいない。……それと、あなた」

まっすぐに目を合わせる。

「さっきの誓い、覚えてる?」

リリアンがびくりと肩を跳ねさせた。

次の瞬間、震える指を一本、突き出してマーガレットを指す。

「この人よ!」リリアンが金切り声を上げた。「この人にやれって言われたの!」

マーガレットが目を見開いたまま固まる...

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