第36章 レヴィの執拗な付きまとう行為

エルヴィン視点

ナタリーの病室を出たあと、俺は子会社の整理に関するビデオ会議に入った。

会議が終わったのは、すっかり夜も更けてからだった。ホテルのスイートルームのガラス扉が背後で静かに閉まり、俺はテラスへ出る。葉巻に火をつけ、手すりにもたれかかった。

ドバイの街は燦然と輝いている。煙をひと筋、ゆっくりと吐き出しながら、思考を解き放った。

レヴィ・アシュフォード。

あの傲慢で愚かな男は、いまだに惨めな支配欲で、とうに鎖を断ち切った魂を縛れると思っている。仕事を辞め、這うように自分のもとへ戻ることが、正しい選択だと本気で信じているのか。

何もわかっていない。

彼がやろうとしているの...

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