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里香の視点

翌朝、中央医療センターの病室。窓から斜めに差し込む朝日が、ベッドボードや椅子の背もたれ、そして蓮の小さな顔に落ちて、ぽかぽかと暖かかった。

愛実は枕に寄りかかり、私の手を握りながらぽつぽつと話をしている。

蓮はベッドの縁に突っ伏して、愛実と私を交互に見比べながら、満面の笑みを浮かべていた。

お昼になり、看護師がオートミール粥を運んできた。私はそれを受け取ると、スプーンでゆっくりとかき混ぜ、顔を近づけて温度を確かめてから、愛実の口元へ運んだ。

「もう熱くないですよ、お義母さん。どうぞ」

愛実は口を開けて一口食べると、うつむいて粥をすくう私の手に視線を落とし、少し動きを止...

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