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里香の視点

前回のプレゼンの反響は、予想を遥かに上回っていた。

それからの数日、オフィスは息つく暇もなかった。連日のように提携の話が舞い込む――企画書を持参する者、資金提供を申し出る者、ただ顔を繋ぎたいだけの者。

私と司は手分けをした。彼がビジネス交渉を、私が技術評価を担当する。連携は思いのほかスムーズで、数日のうちにいくつもの提携案がまとまった。

週末になり、珍しく予定が空いた。

千佐と竜平は母親に引き取られ、家の中は急に静まり返った。

少し外の空気を吸おうと思った矢先、スマホが鳴った。

司からだ。

「桜が外で食べたいと言い出してね。市内に新しくできたレストランなんだが、評...

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