第20話

和也の視点

あのパーティーの後、俺と里香はもう数日連絡を取っていない。

正確に言えば、俺から連絡がつかないのだ。

水原家は相変わらずだが、里香がいないだけで、家の中の温もりまで失われたような気がする。おまけにここ数日、寧々も仕事が忙しくなり、だだっ広い屋敷は余計にガランとして感じられた。

朝食のとき、蓮はずっとうつむいたまま、箸で茶碗の中をかき回すだけで、どうにも元気がない。

俺は視線を上げて彼を見た。

「どうした、食欲ないのか?」

彼はゆっくりと顔を上げ、少し躊躇ってから、声を潜めて尋ねてきた。

「パパ、ママはいつ帰ってくるの? もうずっとお家に帰ってきてないよ」

タブレ...

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