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里香の視点

「本当?」

「本当よ」

彼はようやく泣き止んで笑みを浮かべ、私のそばへ少しすり寄ってきた。

しばらく話し相手になり、オートミールを茶碗に半分ほど食べさせた。彼は食べながら、私が次の瞬間に消えてしまうのではないかと恐れるように、ちらちらと盗み見てくる。

「ママ、明日学校まで送ってくれる?」

私は微笑んだ。

「ええ、いいわよ」

彼は嬉しそうにさらに数口お粥を飲み込み、ふぁあ、とあくびをした。

一日中振り回されて、もう限界なのだろう。

布団をしっかりとかけ直し、声を落として言った。

「おやすみ」

目を閉じ、また開けて、私がまだいるのを確認してから再び目を閉じる。...

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