第394章 トイレに付き添う

城田景行は穏やかな目で彼女を見つめ、声を落として言った。

「今、どんな感じだ。腹はまだ痛むか?」

「さっきほどじゃないです」

――痛みが消えたわけじゃない。まだ鈍く残っている。でも、眠る前に比べればずっと軽い。今の彼女にとっては、ほとんど「落ち着いた」と言っていいくらいだった。

それでも、城田景行に正直に話すつもりはなかった。

目の前の男を見ていると、別の意味で頭が痛くなる。彼が子どもに向ける態度――それが、どうにも怖い。

離婚する前は、この子の存在を知られたら奪われると怯えていた。

けれど今は、彼女自身の体調不良を理由に、この子の命まで奪われるんじゃないかと不安になる。

さ...

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