第401章 城田景行を信じる

看護師は困惑したように彼女を見た。

「どんなお願いですか?」

「さっき、あなたにもおばあちゃんがいるって言ってましたよね」湯川優は声を落として尋ねた。

看護師が小さくうなずく。湯川優は唇を結び、かすかな笑みを浮かべたまま続けた。

「私は外婆に育てられました。外婆がいなかったら、たぶん今の私はいません。だから……私のおばあちゃんを、わけも分からないまま死なせたくないんです。あなた……若林夢子がやったことを、証言してくれませんか」

湯川優の頼みに、看護師は反射的に首を振った。

「湯川さん、ごめんなさい。私には無理です。私が証言なんかしたら、若林夢子には逆らえません」

「警察は証人の...

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