第418章 あの手この手で会うこと

鳳山啓人も困り果てた様子で、首を振るしかなかった。

「焦ることはない。城田社長の判断を待とう」

城田景行はこの二日、時間どおりに出社はしていた。だが会社に来ても、部屋にこもって煙草をふかすばかり。何を考えているのか、さっぱりわからない。

その後の二日間、湯川優と城田景行は連絡を取らなかった。

城田景行とだけではない。城田家のほうからも、何の音沙汰もなかった。

湯川優は相変わらず入院して身体を休めていたが、念のためにと、家政婦にはもう食事を届けさせないようにした。沖川和奈の件も、彼女としては関わり合いたくない。あとは警察に任せるだけだ。

食事はいつも松本佳木と外で済ませるか、別の手...

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