第14章 小姑はみんな甘やかされている

伊藤香織との関係はいい親友のはずなのに、どうして彼女は私の裏でこんなことができるの?本当に人は見かけによらないものね。騙された気持ちは、まるでハエを飲み込んだような吐き気がする。なるほど、彼女が私に「あなたは坂下直樹を売っておいて、お金まで数えてあげた」と言ったのも納得できるわ。

あの時から、伊藤香織は私を挑発していたのね?

ただ、私は気づかなかっただけ。

まるで道化師のような存在で、伊藤香織は裏で私のことをどれだけ笑っていることか!

彼女が偽物の「坂下奥さん」ではないとしても、決して善人ではないわ。心に後ろめたいことがなければ、嘘なんてつかないはず。

坂下あゆみというバカは、ちょ...

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