第21章 彼女ですか?

伊藤香織はさくらをソファに座らせた後、たくさんのお菓子を持ってきて、テレビをつけてアニメを見せてあげた。

「さくら、香織おばさんがスポンジ・ボブをつけてあげるわ、いい?」伊藤香織はお菓子の包みを開けて、さくらに手渡した。

さくらは甘い声で答えた。「やったー、すごい!ありがとう、香織おばさん!!」

子供も伊藤香織のことをとても気に入っているのが見て取れた。

なぜだか、私の胸がドキッとした。考えたくないけど、もしかして香織が子供に優しくしているのは、さくらを奪おうとしているからじゃないかしら?

さくらの面倒を見終えると、香織は私の隣に座った。彼女は突然私の手を掴み、手の甲を軽くたたいた...

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