第128章

その一言は、軽くもなく重くもない、それでいて力強く響き、水原玲の立場をはっきりと示した。

水原のおじいさんも歩み寄り、続けた。「そうだ。この孫娘は幼い頃から田舎に流れ着き、多くの苦労をしてきた。無責任な両親などどうでもいい、我々二人の老人が認めれば、これこそが我々の孫娘だ。わしと婆さんで既に相談済みだ。我々二人の名義である株の20パーセント、そして我々名義の全ての不動産を、全て我々の実の孫娘、水原玲に譲る! 今後、彼女が水原家に戻ろうが戻るまいが関係ない。ただ彼女が平穏で健康でいてくれれば、我々も安心だ!」

最後の言葉に、水原玲はもうこらえきれず、目を赤くして思わず叫んだ。「おじい様、お...

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