第228章

「はい」水原玲は素直に認めた。

「大丈夫だよ、ママ。曾おじいちゃんと曾おばあちゃんに協力してもらって、隠しちゃえばいいんだ。向こうの曾お祖父様が来た時は、僕たちが隠れて見つからないようにするから。ママ、安心して。絶対にバレないよ。それに、僕たちもママと一緒に、曾おじいちゃんと曾おばあちゃんにたくさん親孝行するからね」

 石川健太は自信たっぷりにそう請け負った。石川香織も、力強くうんうんと頷く。

 水原玲はふと胸が締めつけられるような思いに駆られ、二人の小さな頭を抱き寄せた。

「いい子たちね……。我慢させてごめんね」

「ママ、そんなふうに思わないで。僕たちは全然辛くなんてないよ。ママ...

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