第247章

 これで、お兄ちゃんやお姉ちゃん、それにママ、ひいおじいちゃんたちとも合流できる。

 自分だけ置いてけぼりにされた石川秀樹は、歯噛みしながら言った。「そんなこと、させるか!」

「じゃあパパも一緒に来ればいいじゃん。簡単なことでしょ? パパ、なに拗ねてんの?」

 娘に痛いところを突かれた石川社長は、言葉を詰まらせた。

「…………」

「はい、けってーい。パパ、グダグダ言わないでよね。おばさんは優しいから、パパのことだって歓迎してくれるよ」

 少女はパパの肩をポンポンと叩くと、膝から滑り降りるやいなや、お兄ちゃんの手を引いて走り出した。「あたしたち、おばさんのところ行くから! パパも急...

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