第270章

四人はすがるような目で、一斉に彼女を見つめた。

水原玲は思わず吹き出した。

「そうね……いっそのこと、この件を石川のお祖父様に相談してみようかしら? あの人なら、きっと力になってくれるはず」

「曾お祖父ちゃんなら絶対助けてくれるよ」

石川健太が即座に答える。

「その通りじゃ」

水原の祖父も言葉を継いだ。

「石川さんの気性はわしがよう知っとる。彼なら必ずお前のことを理解し、味方になってくれるじゃろう」

「そうだよ。玲ちゃんひとりで孤軍奮闘してるなんて、お祖父さんもお祖母さんも見ていて心が痛むよ。打ち明けてくれれば、みんなで一緒に頑張れるんだから」

水原の祖母も言葉を添える。

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